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尿の出を良くし、腎臓病を改善し、ほてりを取る
スイカは、熱帯アフリカ原産のウリ科の植物で、すでに4000年前のエジプトの壁面に書かれているという古い植物です。日本へは中国を経て戦国時代末期に入り、江戸時代の初期に定着しました。シルクロードを通って西の方から渡来した瓜ということで西瓜の名がついたといわれています。
スイカにはミネラル、ことにカリウムが多量に含まれ、尿の出をよくしてむくみをとり、含まれる果糖とともに腎臓病の改善に役立つ食効をもたらします。
昔は西瓜の果汁を布で搾って採り、これをとろ火で良くかき混ぜながら煮詰め、トロッとしたエキスを作り西瓜糖と名付けて、腎臓病の薬によく用いられたものです。また、清熱作用といって、外熱の熱気で亢進し過ぎた体の代謝機能を正常にもどし、余分なほてりを取ってくれ、暑熱あたりを防いでくれます。そして病気の高熱時にも果汁は解熱作用を助けます。
ウリ科の植物の果実には、この清熱作用があり、インドではキュウリが盛んに食べられ、沖縄ではヘチマの実が郷土料理とされています。
台湾では冬瓜が、また中国の揚子江の中流にあり、夏むし暑い南京や漢口でスイカがよく食べられているのは、この理由からです。
皮にもこの働きがありますから、漬物などにして食べるのは良いことです。種子は強壮剤として中華料理の前菜になります。 |